白きくらげと梨のデザート〜イランのサフラン入り氷砂糖〜

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年11月06日 19:36

スポーツの秋ですねー

その前に、食欲の秋です。。。
食欲は年中あるんですけどね。。。

お料理の仕事をしている以上、あまり太りすぎてはいけないと思っているので、日々、涙ながら(?)の努力があるのですよ。。。

って、こともないのですが、一応気にはとめています。

今日は土曜日ですので、フィットネスクラブで、バーベルを使った筋トレ30分と、ジムで有酸素運動を20分行ってきました。
平日は、ちょこっと運動を、心がけています。

帰ってきてから、少し体が甘いものを要求していましたので、運動の後にぴったりのデザートを食べましたよん

白きくらげと梨のデザート。

完全に、秋のYAKUZENデザートです。

実は、大学のクラスメイトからもらったイランのサフラン入り氷砂糖、なかなか手に入るものではないので、疲れた時などに少しづついただいていたのですが。。。



これらをつかって白きくらげと梨を煮てみました。

実は、買ってきた梨が、あまり甘くなく、そのまま食べるのでは、物足りなさを感じて、シロップ煮にしてみようと思ったわけです。

白きくらげは、水に漬けて戻します。


戻したキクラゲを適当な大きさにちぎり、かたい部分は取り除きます。

ボウルに白きくらげと、たっぷりのお水、サフラン入りの氷砂糖50gを入れます。


梨2個は、小さく切り、白砂糖30g、蜂蜜大さじ2も一緒に、ボウルに合わせます。


コレにラップをして、蒸籠で1時間蒸しました。
お鍋で煮てもいいのですが、水分が蒸発しやすいので、今回は蒸して作りました。

出来上がったものを冷まし、冷蔵庫で冷やして、くこの実をトッピングします。

盛りつけてから、今日はレモンの絞り汁を少しかけていただきました。運動後の身体だったので、甘みと一緒に酸味も欲しかったんですね。
適度な酸味は疲れを癒してくれますね。

寒い時でしたら、このデザートを温めて、生姜と蜂蜜のシロップを少しかけていただくのもいいですよね。
生姜は、身体を温めてくれますから。

中医学では、秋は乾燥の邪気が肺を中心に身体を襲い、身体の浸液(水分)が奪われやすい季節なんですね。
そういったことで、様々な身体の不調症状があらわれやすいのですが、このデザートには肺を潤してくれる白きくらげや氷砂糖、蜂蜜、くこの実、身体の水分をうみだしてくれる梨、レモンなど、身体を乾燥から守る食材がたくさんつまったデザートなんです。

あわせて、白きくらげは、美肌効果もあり、女性にとっては特に嬉しい食材ですね。

今回はサフラン入り氷砂糖でしたので、サフランの活血作用(血の巡りをよくする効果)も期待できそうですが、この活血作用は強いものなので、妊婦さん(特に妊娠初期)は、食べないように気をつけて下さいね。

何日分か作ったので、明日は温めてジンジャーフレイバーで、いただいてみようかな、と思います。

今度作るときは、赤ワインとか、洋梨とかで作ってみるのもいいかも。。。。。ね。



※今、書き続けています「ヨーロッパ3ヶ国食日記」は、コチラからまとめて見ていただけます。

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