魚介3種の葱ソース和えを春の食卓に。。。

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2011年04月06日 17:57

今日は暖かく春らしい日でしたね。

春の食材もそろいやすくなり、お料理も春らしく食卓が変わってきました。



※ブログ村のランキングに参加しています。

にほんブログ村

どうぞ、ポチッとクリック応援をお願いします


今日は、帆立や海老、そして青柳をタップリ使い、葱と生姜のソースで和えてみました。


中医学では、春は陽気が高まり、春に旺盛になりやすい「肝の働きを促すエネルギーやその機能」が高まり、それが過剰になると、色々な身体の不調が出てくると考えられています。怒りやすくなったり、鬱っぽくなったり。。。また、消化機能に影響が出てきたり。。。

「肝の働きを促すエネルギー」の流れを良くすることで、体調や情緒の安定を図ったりすることも、春の食養生のひとつなんですね。

この肝のエネルギーや機能を穏やかにしてくれるのはセロリや芹など、またその流れをよくする食材は、三つ葉などの香りのよい野菜なんですね。

今回はセロリを使ってみましたよ。セロリは漢字で書くと(芹菜)と書きますね、やはり芹の仲間です。
生のままスライスして使った方が、効能が高いと思われますが、青くささが気になる方は、湯にサッとくぐらせるなどすると、食べやすくなります。

そして、消化器を正常に保ってくれたり、保護してくれるものとして、今が旬の空豆、そして海老や帆立も消化やその促進に働く食材です。また、春に関係の深い味として、酸味がありますが、このソースにも少しお酢を加えました。

今回使用した「青柳(あおやぎ)」は、バカガイを剥き身にしたものです。これも今が旬ですね。
青柳は、千葉県市原市の地名で、その昔、バカガイを集めて出荷する場所であったため、バカガイの貝殻を取り除いたものが青柳と呼ばれるようになったそうです。

季節の食材を選んで楽しくお料理しながら、同時に季節の食養生ができたら、いいですよね




※ブログを読んでいただきまして、ありがとうございました!

にほんブログ村

ブログ村のランキングに参加しています。
どうぞ、ポチッとクリック応援をお願いします

関連記事