以前から気になっていた、大久保にある南インド料理のレストランに行ってきました。
上京した際に、大学のクラスメイトが一緒に行ってくれましたー。
南インド料理の定食、ミールス。
本来は、真ん中にバスマティライス(インドの香り高い長粒米です)が入る予定でしたが、どうしてもイディリを食べたかったので、お願いしてみたら、変えてくれました。
中央の丸いパンがイディリです。これは、南インドの朝食でよく食べられているお米と豆の生地を発酵させて出来た蒸しパンです。
生地をイディリ専用の容器に入れて蒸し上げます。
そして、一番感動したのは、ドーサ
インドのクレープなんですが、こちらです。
その大きさにびっくり
隣に置いた携帯電話と比べてみて下さい〜
今まで食べたことのあるドーサは、もっと小さかったモノですから。。。
これも、お店によって焼き方や生地の厚さが違いますね。
以前アメリカに住んでいたとき、大学の南インド出身のクラスメイトは、ドーサは、家庭で作るときは生地は厚め、レストランは薄めに作る、と言っていました。彼女が作ってくれた生地は確かに少し厚め。その当時住んでいた近所のレストランのものは、やはり薄めに焼いてありました。
今回は、少し厚めだったから、家庭的?な焼き方だったのかなー?
中身はこんな感じで、カレー風味のじゃがいもが入っています。このドーサ、とても美味しい!と思いました。
このドーサの生地ですが、先ほどのイディリと同じ生地を使います。
この生地は自然の菌で発酵させるんですねー。とっても原始的な作り方だなぁ、と最初に聞いたときに思いました。
アメリカでは、インドのものでもインスタントものもたくさんあって便利になって、アメリカにいるインドの主婦の人たちは、だんだんそれに慣れてきてしまっている、と私の南インド出身の友人は言っていましたが、それは、日本も同じ事だなぁ。。。
この生地をインドの主婦の方は、毎日作って、余ったら冷蔵庫にストックしておくのだそう。
私のその友人は、とても面倒見がいいので、よく、その生地をインドの隣人達に分けてあげていたなぁ。。。ま、作るその手間と時間を考えると、分けてもらう方が楽ですものね。。。
お店がちょうどお客さんがあまり入っていない時間でしたので、店主の方とも色々お話し。スパイスのこと、ドーサやイディリに使っている豆や、米の話。インドの習慣の話。
イディリやドーサに使う豆はこちら。ウルドゥ豆。
お店の方が見せてくれましたよ。
スパイスにも、いろいろな効能があり、アーユルヴェーダの考えも、興味深いところ。
私のインドの友人、知人も皆、各家庭のスパイスをオリジナルで、家族の体調にあわせて、調合して使っていました。これも、しっかり薬膳的考え方だなーって、思いながら、食事をしてきました。
店主の方が、色々と説明してくれたその話を聞いて、しばらく会っていない南インドの友人の事を懐かしく思い出し、久々に連絡をとってみようかな、と思います。