今日の料理教室〜少し薬膳のお話〜

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年08月11日 19:04

今日は朝から土砂降り。。。。

と思ったら、次第にお天気がよくなり。。。快晴〜

今月の料理教室での韓国料理も後半に入ってきています。

今日の仕上がりで〜す。


一つ一つの具を丁寧に準備しています。


こちらは水で塩抜きした塩蔵くらげの湯通しの仕方。
水から茹で始めます。


くらげの幅が変わっているのが確認できますねーこちら

お湯の温度が上がってきて、くらげが、クルッとしてきたらすぐに湯からあげます。ずっと茹でていると、かたくなってゴムのようになってしまいますので、ご注意です。

こうして湯通しすると、コリッと歯ごたえのよいくらげになるんですね。今日はコレをヤンジャンピのトッピングにしますが、中華の和え物などにも、利用できますよー。

そして今回、麺は2種類使用しました。
本来は、ヤンジャンピというサツマイモデンプンから作った、きしめんよりも幅の広い麺を使いますが、今日は米麺と韓国春雨を使用しています


両方とも、シコシコ歯ごたえがよいのですが、特に韓国春雨はクニュクニュッとした食感がいいのです。サツマイモのデンプンから出来ていますね。これらの麺を混ぜ合わせて使いました。

プルコギも美味しく仕上がって。。。


楽しい仕上げのトッピングです。


他のお料理も出来上がって、皆さんで取り分けて、自分の取り皿の上で、具と麺、そしてスープをかけて、お好みでカラシを足して、わーっとかき混ぜて食べていただきますよ〜


今日、お越しいただいた皆様と夏の食養生について、お話しました。

先日、大学の夏期講習の時に、苦瓜を塩もみすると苦さが和らぎ食べやすくなるのは、しょっぱい味が苦みを制する、という五行説に準じているから、と言うお話を教えていただきました。
雑談形式で、そのお話をすると、皆さんが関心を持って下さって、どの季節にどのような味や臓器が関係するのか、ということ、そのためにどういうものを食べればいいのか、と言うことに関心を深めてくださったように思います。

身近な「食」を通して、こういった薬膳に関わる内容を、皆さんとの楽しい会話の中に盛り込んで、より健康的で美味しい「食卓」のお役にたてるよう、中医学の勉強を続けていこうと思っています。


ブログを読んでいただきまして、ありがとうございました!

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