陳皮入りフルーツティー〜ベランダで陳皮作り〜

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年11月21日 18:47

先日、「これ、食べてくださ〜い!」と、教室に見えたこの方この方が、段ボールにミカンをたくさん詰めて、持ってきて下さいました。

この方達のご実家が、みかんを専門に作られていて、毎年、美味しいみかんをたくさんいただきます。

今年も、ありがとうございます


ミカンも美味しいのですが、いただいた後は、「ミカンの皮」、コレを使わない手はないですね。。。

早速、ベランダに干して陳皮(ちんぴ)作り。陳皮は、中医薬のひとつで、温州ミカンの果皮を乾燥したものなんです。


カリッカリにきれいな色に干しあがっていますよ〜

家のベランダは、冬から春にかけて、風がとても強いのですが、とってもよく日が当たるので、陳皮作りには最高かも。。。(笑)

パリッパリに干しあがった皮をパキンッっと割ってみると、柑橘のいい香りが広がり、とっても癒されます。

今月は、レッスンの前にフルーツティーを準備しているのですが、その中に、この陳皮を加えると、更に香り豊かになるんです。


浜松は、「三ヶ日みかん」などで知られるほどのミカンの生産地。美味しくいただいたみかんで、どんどん陳皮をつくれそうです。

中医学からみると、みかんは、とっても不思議な食べ物で、果肉は身体を冷やす作用があり、その皮は身体を温める作用があるんです。
このみかんの皮を干した陳皮は、身体を温める効果があり、また消化を助け胃腸の働きを調える働きもあるんです。痰を出しやすくしてくれるという利点もありますね。

教室にお越しいただいている皆様は、様々な目的でいらして下さっていますが、そのひとつにリラックスとか気分転換もあると思います。皆様、お忙しいですからね。
柑橘系の果物には、気の巡りをよくしてくれる作用もありますから、ほっと一息。。。のお茶の中に、陳皮を少ししのばせてみるのもいいかもしれませんね。

今月は、そういった効果のある陳皮入りのフルーツティーを準備して、皆さまをお待ちしていますね。



※今、書き続けています「ヨーロッパ3ヶ国食日記」は、コチラからまとめて見ていただけます。

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