ヨーロッパ3ヶ国食日記その4〜ベルリンのホテルの朝食〜

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年08月31日 20:52

今回の旅は、夏休みを利用したものです。

。。。が、私、個人的には、料理の研修旅行を兼ねています(笑)。
だから、五感を働かせて、見聞きし食べなきゃね〜

世界の「食」や、それに関連することに関心があるのです。もちろんその、「食」の背景にある「文化」も含みまーす。

まぁ、こういう旅行に、飽きずに付き合ってくれる夫にも感謝ですね。。。(むしろ、楽しんでいる!。。。ありがたいパートナーです。)

一日目、ベルリンで泊まったホテルの朝食です。
一枚に全部おさめきれない。。。この棚と反対側にも、お料理が一杯


豊富なハム類。


はやり、ドイツといったら、ドイツパンですよね
朝から、何種類ものパンをスライスし、上の写真のようなハムやチーズ、そして、ディップやレバーペーストなどを塗って、オリジナルサンドイッチでいただきました。

ライ麦の入っているパンが多いのですが、ライ麦粉を5日間くらいゆっくり発酵させると、ライ麦の独特の酸味を含んだサワー生地ができますね。以前、5日間かけて、ゆっくりこの生地を発酵させて作ったことがあるんですが、このサワー生地を使ったライ麦パンは、とても香りが良く、それだけでいただいても、十分おいしいのです。
クセのあるブルーチーズとかハムとかが合いますね。


そして、朝から甘いケーキも出てきますよー

ドイツのケーキは3つに大きく分かれています。

シュニッテ。。。天板で焼いたケーキを四角くカットしたもの。
クーヘン。。。生クリームのデコレーションなどをしない比較的シンプルな焼き菓子のケーキ。
トルテ。。。スポンジの間にクリームやフルーツがはさまっていることが多く、周りもクリームなどでデコレーションされているケーキ。

写真のは、天板で焼いて、小さくカットしたモノのようですから、シュニッテですね。ドイツでは、朝から美味しい甘い菓子パンのようなケーキがいただけます。

ケーキに関しては、こちらとかコチラの生地を参考にしてみてくださいね。


ちなみに、ドイツのベッカライ(パン屋さん)やケーキ屋さんは、こんな感じとか、こんな感じ

これが、また印象的な前菜のひとつ、生ハムベースのペーストのようなんだけど、細かい、玉葱のピクルスとパセリが入っていてクラッカーや、半熟のゆで卵の上にトッピングして食べてみたら、えもいわれぬ美味しさこれは、いつぞやの料理教室で出てくる可能性がですよーん


そして、これも印象的なラタトゥーユ。フランスの郷土料理で、よく知られていますね。でも、このラタトゥーユは、あまり煮込まれていない。その分、材料を小さめに切って、煮る前に、しっかり炒めてある様子。煮るのも、そんなに時間はかけていないよう。。。
定番のお料理ですし、しっかり味をインプットして、これは、またレシピ展開したいわー。。。。楽しみ


そして、コレコレちょっと酸味が強かったのですが、色々なハムの入った、ゼリー寄せ。あとで、スーパーマーケットに言った際、このてのオードブルがいろいろ売られていました。
きっと、ウチではあまり作らないのかもしれないけど、こういうの、年末のパーティー料理に出てきたら、喜んでもらえるだろうなぁ〜、とか独り、いろいろブツブツと頭のなかでイメージしたりして。。。(笑)


そして、お腹いっぱい、(2食分くらい。。。)食べた後は、ベルリンの街にくりだしますよー。

これ、宿泊先のホテルの近くに、ありました。ベルリン動物園では、シロクマの赤ちゃん(もう、赤ちゃんじゃないかも)”クヌート”がかわいらしい映像で有名になりましたね。その像かしら。。。?

ベルリンの街中は、地下鉄、またはトラムを使ってまわります。

地下鉄の中で。。。

電車が止まって、ドアが開いたと思ったら、2人組の男性二人が入ってきて、早速演奏開始!
次の駅までの約2分間、電車が止まるのと同時に演奏が終わり、ドアが開いた瞬間ホームに出て行きました。
そう言った意味で、さすが!でした。


こういう光景も、ヨーロッパならでは!と言う感じがします。

今回のヨーロッパ3ヶ国食日記は、コチラからまとめて見ていただけます。

ブログを読んでいただきまして、ありがとうございました!

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