生落花生

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年10月01日 19:39

今日、ファーマーズマーケットにお出かけ

料理教室に使用する野菜の購入目的で出かけたのですが、それと同じくらいの量を自宅用についつい購入。。。


その中でも、こちら。
朝堀りの生落花生。今の時期にしか食べられないので、見つけるやいなやかごの中に

しっかりメッセージ付きで、購買意欲がさらにそそられます。
これが書いてあるのとないのでは、やはりカゴへの投入率が変わってきます。

袋から出して、サッと洗います。


お鍋に2リットルのお湯を沸かし、大さじ1の塩をよく溶かします。
今回は、先日購入した、韓国の粗塩を使用してみました。


30分くらい茹でて、ちょっと味見で、柔らかくなっていたら火をとめます。今回は30分くらい中火でかけていました。
その後、そのまましばらく放置して味をしみこませます。

うーん、未熟な落花生は、やはりこの時期に食べておきたい


割ってみます。


薬膳からみると、落花生は、肺を潤すことから咳止めによいとされています。胃などの消化機能を高めたり、余分な水分を体から排出したり、お通じをよくする効果が期待できるんですね。

また、通乳の効果もあり、母乳不足にも効果があるようです。(これは、あくまでも母乳不足の場合であって、母乳過多の場合はあまり食べない方がいいと思います。)

薄皮ごと食べることで、更に血液を補ってくれ、貧血予防にもいい食材なんですね。

以前、畑で落花生を作っていました。
殻付きのものと、殻から出した物を植えて、各々発芽状態を比べてみました。

殻付きのまま植えても芽が出るのだろうか?とか素人考えで不思議な感じもしましたが、殻付きでもちゃんと発芽しました。(可愛く1箇所からふたつづつ発芽しました)殻付きの方が、殻なしより、発芽に時間がかかりましたが、どちらもうまく成長しました。

落花生を植えるときには、土をおこした後、カラスなどに食べられないように、黒いビニールをかぶせます。そして一定の間隔で穴をあけ、そこに落花生を植えていきます。
けっこう地道な作業ですが、カラスから落花生を守るのに、コレをするとしないのでは、大きな違いなのです。

今年は落花生は作りませんでしたが、その作業工程を経験しているので、他の農家の方が作った物ですが、その過程がイメージされ、大事にいただこうと思えます。

この生落花生の時期は、あっという間に過ぎてしまいますので、お店などで見かけたら(あまり見かけないかもしれませんが)見逃さないで下さいね〜

※今、書き続けています「ヨーロッパ3ヶ国食日記」は、コチラからまとめて見ていただけます。

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