クルミの飴がらめ

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年08月03日 20:00

ここ連日、試作とレシピ作りの日々。。。

いろいろな思いがめぐるのですが、今日はおまけのスウィーツのトッピングの試作もしました。
美味しそうに出来たので、ちょっとアップします。

でも、これはあくまでもトッピングですからねー。


クルミの飴がらめです。韓国では、ホドゥカンジョンと言います。
くるみの周りの飴がツヤツヤに仕上がりました〜

これだけで食べても十分美味しい!一度口に入れると、クセになりそうで、やめられないとまらない〜という感じになってしまいます。

さて、クルミをサッと洗って、シロップに漬け、鍋に入れて火にかけます。


中火から弱火くらいの火で、少しづつシロップを煮詰めていきますー


しっかりシロップを煮詰めたら、それを低温の油で揚げます。ほどよく色がついてきたらあげて、できあがり。


うすく油を塗ったバットに広げて冷まします。


このアツアツもつまみ食いすると美味しいのですが、しっかり冷まして、表面の飴をカリッとさせると超〜おいしい〜

熱がとれたら、冷蔵庫に入れておきます。

出来上がり


クルミは薬膳的にみると、肺を温めることで呼吸の機能をうながし、喘息症状を穏やかにしてくれるんですね。
あと、通便の作用もあり、お通じの通りが期待できますね。

また、女性には肌あれを予防してくれる嬉しい作用も
西太后も、このクルミを愛してやまなかったとか。。。それは、やはり、滑らかで潤いのあるお肌を保つために必要不可欠だったからなんですね。クルミのお汁粉をよく食されていたようです。
ま、あくまでも少量適量を続けるのがいいのでしょうけどね。

クルミには不飽和脂肪酸が多いので、常に食べていると、血管を丈夫にし、血液の中の老廃物(不要なものですね)を排除してくれ、動脈硬化(血管がかたくなることです。弾力のある血管が健康的なんですが)の予防にも期待できるんですね。豊富に含まれる不飽和脂肪酸の他、タンパク質やビタミンB1、食物繊維、カルシウムといった栄養素がたくさん含まれています。

血糖値が下がると空腹感を感じますが、クルミなどのナッツ類は、少量で血糖値をあげてくれ、腹持ちがよいのです。だからお腹がすいた時に、少量で空腹感を満たしてくれ、過度の間食を防いでくれるんです。
いつも、ちょこっと常備しておきたいですね。
実は私も、何かしらのナッツ類は必ず食品棚の中に入っているんです。。。

さておき、このクルミの飴がらめを、最終的にどのように使うかは、こちらにいらしてからのお楽しみ〜。。。ということで。

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