まだまだ残暑厳しきなか、中国料理バックナンバーレッスン無事終了しました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今回のメニューです。
★黒酢酢豚
鎮江黒酢を使った、黒酢の酢豚。
この黒酢の香りがとても豊かなのです。
お肉は肩ロースのかたまり肉を買って下処理しましたが、その下処理方法により、食べやすくなること、下味が入りやすくなること、火を通しやすくなることなどを紹介しました。
お肉は、小さく切った方が、揚げたときの失敗が少ないのですが(たとえば、肉の表面ばかり色づいて中央が生とか)、大きくめにぶつ切りにして揚げた方が、うまみがあってジューシーなんですね。
そのために2度揚げの方法を伝授いたしました。
衣のつけ方も、あまり厚くならないように仕上げると、揚げ物がさっくりと仕上がりますね。その衣の調節も大事です。
夏野菜などもたくさん使って、油通しという中華の調理法で仕上げました。
短時間で野菜に火が入るので、野菜の水分が出ず、うまみも凝縮して、食感も残って野菜の美味しさが引き立ちますね。
★棒々鶏(バンバンジー)
コレは、今回はサラダ仕立てに仕上げました。
鶏肉がパサパサならないように、しっとり仕上げる方法を伝授いたしました。この時に、同時に鶏のスープもとれますので、棒々鶏をお作りになられる際には、スープとセットで2品出来上がりますね。
トマトの飾り切りのことは、
コチラに書きましたので、参考にしてみて下さい。
★芒果布甸(マンゴープリン)
作り方を見ていただければ、「こんなに簡単にできちゃうの〜?」といわれる方も多い、この定番中国デザート。
実は、10年以上前ですが、香港に行ったときに、マンゴープリンの美味しい某有名店で初めて食べて感動して、足繁く通い、自分なりに美味しいマンゴープリンを作ってみたいなぁ、と思っていました。
美味しそうな、マンゴープリンの色にもこだわってみたりして。。。。
でも、最終的には、簡単に手に入りやすいマンゴーで作る、素朴な味(あまりいろいろな材料を入れない)と仕上がっています。
皆さんがお家に帰って、すぐ作ろう!って思って下さるのも、そう言うところに理由があると思っているのです。
さて、棒々鶏を作った際に自動的に(?)出来た鶏のスープですが、今回は、旬の冬瓜、豚肉、トマト、オクラを加えてこのようなスープに仕上げました。
★冬瓜肉片湯(冬瓜と豚肉のスープ)
簡単にできて、トマトの酸味があっさりして、夏でも食べやすいかな、と思います。
夏バテ予防の豚肉からも、うまみが出ますので、鶏のうまみと2重になって、それを冬瓜が吸ってくれるのですね。
更にトマトにも、うまみ成分であるグルタミン酸が入っていますから3重のうまみとなりますでしょうか。。。
これらのうまみを吸った冬瓜が一番美味しい具かもしれません(笑)。
今月は、中旬から始まる通常レッスンも中国料理です。
中国料理は、白いご飯に合うためか、料理教室でも人気があります。私自身も大好きですしね。
今回のお料理も、各家庭の食卓に登場させてもらったらうれしいです。
※今、書き続けています「ヨーロッパ3ヶ国食日記」は、
コチラからまとめて見ていただけます。
ブログを読んでいただきまして、ありがとうございました!
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