9月中国料理バックナンバーレッスンメニュー

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年09月07日 19:56

まだまだ残暑厳しきなか、中国料理バックナンバーレッスン無事終了しました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

今回のメニューです。

★黒酢酢豚

鎮江黒酢を使った、黒酢の酢豚。
この黒酢の香りがとても豊かなのです。

お肉は肩ロースのかたまり肉を買って下処理しましたが、その下処理方法により、食べやすくなること、下味が入りやすくなること、火を通しやすくなることなどを紹介しました。

お肉は、小さく切った方が、揚げたときの失敗が少ないのですが(たとえば、肉の表面ばかり色づいて中央が生とか)、大きくめにぶつ切りにして揚げた方が、うまみがあってジューシーなんですね。
そのために2度揚げの方法を伝授いたしました。

衣のつけ方も、あまり厚くならないように仕上げると、揚げ物がさっくりと仕上がりますね。その衣の調節も大事です。

夏野菜などもたくさん使って、油通しという中華の調理法で仕上げました。
短時間で野菜に火が入るので、野菜の水分が出ず、うまみも凝縮して、食感も残って野菜の美味しさが引き立ちますね。

★棒々鶏(バンバンジー)

コレは、今回はサラダ仕立てに仕上げました。

鶏肉がパサパサならないように、しっとり仕上げる方法を伝授いたしました。この時に、同時に鶏のスープもとれますので、棒々鶏をお作りになられる際には、スープとセットで2品出来上がりますね。

トマトの飾り切りのことは、コチラに書きましたので、参考にしてみて下さい。

★芒果布甸(マンゴープリン)

作り方を見ていただければ、「こんなに簡単にできちゃうの〜?」といわれる方も多い、この定番中国デザート。

実は、10年以上前ですが、香港に行ったときに、マンゴープリンの美味しい某有名店で初めて食べて感動して、足繁く通い、自分なりに美味しいマンゴープリンを作ってみたいなぁ、と思っていました。
美味しそうな、マンゴープリンの色にもこだわってみたりして。。。。

でも、最終的には、簡単に手に入りやすいマンゴーで作る、素朴な味(あまりいろいろな材料を入れない)と仕上がっています。
皆さんがお家に帰って、すぐ作ろう!って思って下さるのも、そう言うところに理由があると思っているのです。

さて、棒々鶏を作った際に自動的に(?)出来た鶏のスープですが、今回は、旬の冬瓜、豚肉、トマト、オクラを加えてこのようなスープに仕上げました。
★冬瓜肉片湯(冬瓜と豚肉のスープ)


簡単にできて、トマトの酸味があっさりして、夏でも食べやすいかな、と思います。
夏バテ予防の豚肉からも、うまみが出ますので、鶏のうまみと2重になって、それを冬瓜が吸ってくれるのですね。
更にトマトにも、うまみ成分であるグルタミン酸が入っていますから3重のうまみとなりますでしょうか。。。

これらのうまみを吸った冬瓜が一番美味しい具かもしれません(笑)。

今月は、中旬から始まる通常レッスンも中国料理です。
中国料理は、白いご飯に合うためか、料理教室でも人気があります。私自身も大好きですしね。

今回のお料理も、各家庭の食卓に登場させてもらったらうれしいです。


※今、書き続けています「ヨーロッパ3ヶ国食日記」は、コチラからまとめて見ていただけます。

ブログを読んでいただきまして、ありがとうございました!

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