芋ようかん

お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵

2010年10月06日 23:59

今月のバックナンバーでお出ししていました、芋ようかん。
その内容はコチラ

毎年、作ります。


美味しい「べにあづま」という品種のものを使います。まず、適当な大きさに切って、蒸します。


それから、皮をむき、裏ごしします。
滑らかな口当たりは、この作業を入れるからなんです。


こんな風に、キメの細かいさつまいもになります。


これに、粉寒天を溶かした蜜を加えて少しねります。余分な水分をとばします。ぽってり!とした感じにします。


流し缶に入れて出来上がりです。


さつまいもを切ったときに出る白い液は、ヤラピンといって、緩下剤として知られています。胃腸の動きを活発にして便を軟らかくするんですね。食物線維と相乗して、便秘解消の効き目をもった食材なんですね。

薬膳からみても、気を補い、胃腸を助け、便秘や高血圧の予防に効果があるといわれています。

今が旬のさつまいもで作る、このしっとりとした芋ようかんは、秋のデザートとして、毎年この時期になると食べたくなるのです。


※今、書き続けています「ヨーロッパ3ヶ国食日記」は、コチラからまとめて見ていただけます。

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