こんにちは！
〜各国家庭料理＆薬膳で健康を！〜
料理教室「ユキエズキッチンスタジオ」主宰の倉地雪絵です。
3月はじめに行いましたYAKUZEN（薬膳）レッスン「春の食養生」、
たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございます。
このメニューは、昨年春に、薬膳レッスンで紹介しましたお料理ですが、「季節の薬膳」は、薬膳の基本でもあり、どなたにも共通する内容が多いので、今シーズンも日程を限定して開催させていただきました。
春に一番影響を受けやすい「肝」の働きを調整し、風邪（ふうじゃ）の侵入を防ぐ「春のYAKUZEN（薬膳）料理」を紹介しました。
★ 平肝作用のクラゲとトマトの和え物 葱とセロリのソース
★ 補陰効果のおからと豆乳のキッシュ風
★ 軽身効果の新ゴボウのデトックススープ
そしてサービスデザートは、
★章姫＆紅ほっぺの苺のムース＆よもぎ（艾葉）のマーラーカオ
薬膳デザートの苺のムースは、その
苺の酸味が、肝臓のエネルギーを伸び伸びとさせ、身体の巡りをよくします。
また、マーラーカオ（蒸しパン）に使った
よもぎは、生薬名を「艾葉（がいよう）」といいます。
身体をあたためる効能が有名ですね。
よもぎの持つ
「苦み」が、冬に身体にため込んだ老廃物を排出してくれるのを助けます。
今回は、こういった「よもぎの粉」を利用して作りました。
写真では、くすんだ緑ですが、お湯をかけて戻すと、どってもふかーい緑色になるんですよ。
ほんのり甘いマーラーカオに、ちょっぴりほろ苦い春の味を入れて作ってみました。
★決明子（ケツメイシ）と菊花のお茶
こちらも、「肝」に関わりが深く「明目（めいもく）」（眼精疲労に効果的）作用のある2種を組み合わせたお茶です。
食材には「効能」があり、季節や体質に合った食材を選んで料理されたものを薬膳といいます。
薬膳は、「目的」をもったお料理なんです。
だから、中国料理でなくても、和食でも、洋食でも、エスニックなお料理でも、様々なジャンルのお料理で作ることが出来るんですよ。
中国に古くから伝わる考え方を紹介しながら、どうしてこの食材を使うのかと言うことをお話させていただきました。
食材の効能は「暗記」する必要はないですよ。食材の色などでもイメージすることが出来ますしね。
4月から、薬膳のレッスンを更に増やしていく予定です。
一緒に薬膳を楽しんでみませんか？
次回は、4月の9日から始まる
五臓六腑が喜ぶ薬膳料理シリーズで
＜肝が喜ぶ薬膳料理＞を紹介よていです〜
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