2011年11月16日

北京中医薬大学の授業〜脈診〜

今、東京にあります北京中医薬大学日本校の中医中薬専攻科に在籍しています。

今年一年目としての学びも半分を過ぎ、後半にさしかかりました。

現在は、診断学を学んでいます。
昨年の薬膳科の時も、診断学の授業がありましたが、更に深い内容で、講義を聴講することが出来る貴重な時間です。
北京中医薬大学の授業〜脈診〜



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北京中医薬大学の授業〜脈診〜
左右の手首の部分に指を当てて、脈をとるのは、西洋医学と同じなのですが、その左右の手首、各々3カ所(寸、関、尺)の脈のあり方により、その脈の部位に関連する臓器の状態が推測出来る、というのが中医学の脈診の大きな特徴です。

最初に中医師の先生が、クラスメイト一人一人の脈を診て下さいます。そして、あなたは「○○脈です」と教えてくださるので、その後、クラスメイト同士で、それぞれの脈をとりあいます。そして、先生の見て下さった結果と照らし合わせたり、確認したりして、実際の脈をとることで学びます。

病院勤務時代、患者さんの脈をとらせていただくことは、日常茶飯事だったのですが、中医学の脈のとり方や考え方を、その当時に知っていれば、もっと違う見方ができたかなぁ、とか、ちょっと思ってしまいました。

とても、興味深く感じたのは、脈診しつつ、その結果と舌診の結果を照らし合わせてみてみることです。
必ずしも一致することばかりでは無いかもしれませんが、結構一致することが多いなぁと感じました。

また、土曜日の夜、体調の悪いクラスメイトの脈をとらせてもらったのですが、その方が一晩休んで元気で登校された翌日、再び脈をとらせてもらうと、明らかに違いが分かり、体調の変化で、脈もこうも変わるものなんだ、、、と分かったときは、「中医学の脈診、すごい!」って思ったり。。。。びっくり

今回28種類の脈を学びました。健康な私たちの中でも、よく見られるタイプが幾つかあります。
それにより、体質や、今の身体の現状を、ある程度推測することが出来るんですね。(もちろん、問診など、他の診察方法も合わせて診させていただくのですが)また、それらにより、どういう食材を身体に取り入れたらよいのか、ということも、「料理」を通して、少しお手伝い出来そうかな、と思います。

まだまだ、勉強や経験を積まなければならない事が山ほどありますけどね。。。(笑)





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Posted by お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵 at 23:21│Comments(0)日常のこと
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