2010年08月10日

料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

料理教室での、干しダラのスープの作品です。

料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

干しダラは、今回、北海道産を使用。こういう感じ。
料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

水でもどし、下味をつけまーすニコニコ
料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

そして、今回は、スイカの皮を使いますよん!?
緑のかたい部分をとって。。。
料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

スライスします〜♪黒
料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

下味した干しダラとスイカの皮、人参をゴマ油で炒めます。
料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

スイカは、今回、デザートやキムチにも使っていますので、皮の部分(白い部分)も無駄なく使います。
薬膳では、このスイカの皮には、利尿作用(体の水分を尿に変えて、体の外に排出する作用です)があり、体の水分の流れを良くしてくれるとともに、体内の余分な塩分も尿として排泄してくれるので、高血圧、膀胱炎の予防にも効果があるのですね。
この働きはスイカの果肉よりも、皮の方に効果がありますので、お料理にも取り入れたいところです。

また、体内の余分な熱を取ってくれる作用もあり、この暑い季節の、体にこもりがちな熱を取り去り、体温調節にも効果が期待されます。

夏が旬のスイカ、喉が渇いた時にお水代わりに食べています。スイカの中には、水分だけでなく、カリウム、糖も含まれていますから。。。

さて、干しタラのスープですが、韓国ではプゴクといって、二日酔いに効果があるんですね。
昨年、テレビでも紹介され、ちょっとブームにもなりました。

今回は、いりこと昆布のベースの出汁を使いました。そこにタラのだしも加わって美味しく仕上がっています。
スイカの皮のほんのりピンク色や、人参のオレンジも彩りに加えました。最後にオクラを加えましたが、これが、スープにいい感じのとろみをつけ、最後に加える溶き卵が、うまくまとまりやすくなるのです。

干しダラにはグルタチオンという、細胞を錆びさせない(細胞を老化させないってことですね)作用があり、ビタミンAも多く含まれることから、美肌のスープとも言われています。
テレビでブレイクしたのは、そのせいでしょうね。。。きっと。
料理教室より〜干しだらのスープ(プゴク)〜

美味しく美容にも良いこのスープ、是非、お家でも作ってみていただけたらと思います。

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Posted by お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵 at 20:38│Comments(0)料理教室の風景
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