静岡県浜松市・料理教室キッチンスタジオ　楽しい各国家庭料理の味と食材の効能を生かした薬膳（YAKUZEN)を食卓に！

栗の季節ですね〜

栗きんとんを作りました。


今が旬。栗を圧力鍋で蒸し、半分に切って、実をくり抜きます。1キロの栗を使いました。


それを、丁寧に裏ごしします。


きめの細かい栗の実です。


これに、シロップを加え、火にかけて余分な水分を飛ばします。シロップは水１００ｃｃに砂糖１２０ｇ、塩小さじ1/8を溶かしてつくります。
そして、これをガーゼで茶巾に絞ります。




出来上がり


たくさんできました

左端の栗きんとんはミニサイズです。

岐阜の○やの栗きんとんのファンですが、自宅で作っても、とても美味しくできますよ

実は、この栗きんとんは、夫の大好物
夫が裏ごし作業や、茶巾に絞る作業を、せっせと手伝ってくれたお陰で、作業がはかどり、早く出来ました。

薬膳からみると、栗は胃腸を温めたり調える作用があり、消化機能を助けたり、胃腸が冷えて下痢をする人にも効果が期待できるんですね。
滋養強壮効果もあり、体が弱っているとき、食欲があまりない時に、少し食べるだけでエネルギーを補給することができますね。

デンプン質が多いので、お芋の様な食感の栗。ビタミンCも多く、これがデンプンに保護されるので、加熱してもビタミンＣは残りやすいようです。

なんと言っても、栗というのは秋を代表する食材のひとつ。そのまま茹でたりしても美味しいですが、ちょっとひと手間かけて、美味しい栗きんとんをいただきました。


※今、書き続けています「ヨーロッパ3ヶ国食日記」は、コチラからまとめて見ていただけます。

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