2014年12月28日

北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜

料理教室「Yukie's kitchen studio」、
国際中医師、国際中医薬膳師の倉地雪絵です。ニコニコ

各国家庭料理から薬膳まで、お家で作れる体にいいお料理を、楽しく紹介するキッチンスタジオでのブログです。


北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜
浜松市北区初生町 247-11 駐車場10台完備


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今日のブログは、だいぶ長い。。。。キャー



北京中医薬大学附属病院の東直門病院3日目は、婦人科外来でした。

昔、助産師として勤務していたこともあり、個人的には今回の研修の中で一番関心を寄せていた分野でした。

この病院では、婦人科は、婦科(一般外来)と婦科特需(特別外来、いわゆるVIP対応の外来)と分かれていました。
個人的に、婦科特需って、どんな感じなんだろう?と関心がありましたが、そちらに行ったのは別のチームで、私たちのチームは一般外来でした。


婦人科の外来は、いわゆる妊婦さん対象の産科と、婦人科と両方を兼ねていました。
驚いた事は、外来は男子立ち入り禁止。(日本では、ご主人など一緒に付き添われる場合もありますよね)
私たちの学校の理事長さえ、「男性禁止です!」と断られたくらい。。。。。。



そして、もっと驚いたのは、外来には看護師、ないし助産師が一人もいないこと。
外来にいるのは、すべて女性中医師のみ。


外来では、若い研修医の先生が問診し、それが終わるとしばらく待つ時間があり、最終的にその問診をもとに、大きな先生が診察するという具合。


私たちは、外来診察の内容を聴講し、その場で、患者さんの病名、症状を確認しながら、どんな中薬が処方されているか、確認していくという感じでした。
子宮筋腫、流産経験のある妊婦さん、生理不順を悩む若い女性、卵巣囊腫など、様々な病気の方に対しての中薬の処方を学びました。


婦人科の特徴的な症状に対しては、大学でも様々な中薬や、それらを組み合わせた方剤を学んできましたが、実際の患者さんにそれらが処方されていく場面に立ち会うのは初めての経験。
中には、初めて聞くような中薬などもあったりしましたが、実際に中薬学で学んだ様々な中薬が、どんな症状に、どのように組み合わされて処方されていくのか、というのは、確認してみたいところ。

一人の患者さんに対しても、周期が変われば中薬の内服方法も変わっていくわけです。



私たちを担当してくださった女性医師に1歳のお子さんがいらっしゃるという事で、途中少し雑談しました。
日本には、まだ行った事がないけど、いつか日本に行って、子供のものをいろいろと買い物したい、と言われるので、何を買いたいのか
たずねると、粉ミルクをたくさん買いたいとの事。

あと資生堂の基礎化粧品をたくさん買ってきたい、ということでした。
日本の粉ミルクは、どこのが一番いいのか?という質問を受けたりして、研修とは全然違う雑談なんかも出来て、中国の方の日本に対するイメージの一コマを感じたりしました。



こちらは東直門病院の玄関ですが。。。
北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜



その玄関の入り口には、各科先生の診察料金が掲示されているのですよ。
分かりやすいっていえば分かりやすいね。

北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜


上の先生ですと診察料金が200元〜300元。一番お安い診察料だと50元とかね。(一元約17円だから、300元だと5100円くらい。50元だと850円くらい)


こういうの、初めて見たわびっくり



こちらは、北京中医薬大学の他の病院の薬剤部。
北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜


さすがに大学の薬剤部にも、伝統を感じます。
北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜


北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜



こちらにも、各科先生の紹介が掲示されています。
北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜



薬剤部といっても、中薬を扱っていますから、こういった感じです。
北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜


北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜


北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜


こんな感じで患者さんの手にわたります。
北京中医大卒業旅行⑤ 〜北京中医薬大学東真門病院での実習その3〜



私たちが大学で、学んできた事が、実際にどのような感じで行われているのか、様々な科をまわらせていただいたり、薬剤がどのような形で処方されているのか、取り扱われているのかということも確認する事が出来ました。


西洋医学が発達するずーっと前から、中国医学は存在し発展してきたのかと思うと、その長い歴史に圧倒されそうになります。
また、その歴史の本場を、自分の目で見れた事は、貴重な経験です。


これから、スタジオでのYAKUZEN(薬膳)のレッスンにも、こういった自分の目で見てきた事も、少しづつお話させていただく機会を設けたいなぁ、と思いながら実習していました。





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初めてご連絡をいただく際に、
「お料理をしたことがないけど、大丈夫ですか?」
「お料理歴は長いのですが、不得意で皆様のご迷惑になりませんか?」
「主婦歴は長いのですが、若い方ばかりの中に入ったら違和感がありませんか?」
といったご質問をよく受けます。

教室では、20代〜70代の方達がご参加されています。調理作業の強制はありませんよ〜。見て確認♪っていうのも、アリです♪皆様、料理歴も様々で、目的も様々ですから、とにかく楽しく参加していただくのが一番!って思っています。(たまに、作業をおねがいする場合はありますが。。。笑)
もちろん、チャレンジしてみたい方は、積極的にどうぞ!(各々の調理作業の責任が、それを行った方達にかかってしまうということはありませんので、ご安心ください)

自宅で始めたお料理教室ですが、初生町にキッチンスタジオとして場所を移し3年目に入りました。教室としては、11年目に入りました。
スタジオに教室を移してからご参加くださっている方々のほとんどは、お一人さまでの参加です。
どうぞ、お一人でのご参加でも安心していらしてくださいませ。

2014年4月から毎月の通常レッスンに加えて、YAKUZEN (薬膳)レッスンを3ヶ月毎に開催しています。
ローマ字表記なのは、各国のお料理で(中国料理だけでなく)、皆様に「薬膳」を身近なところに感じていただけるといいなぁ、という私の想いの表れです。
募集状況は記事の中に記載していきますね。よろしくお願いします
ニコニコ




次回のYAKUZEN(薬膳)レッスンは「冬の薬膳」で1月に予定しています。
おかげさまでたくさんのお申し込みをいただき、残席も少しとなって参りました。
お問い合わせは、下記のお問い合わせフォームにて、お願いします。また、初めてのご参加の方には、教室案内を郵送させていただいていますので、そちらをご請求くださいませ。ニコニコ





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キッチンスタジオ住所
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Posted by お料理教室 「Yukie's Kitchen」主宰 倉地 雪絵 at 19:00│Comments(0)北京中医大卒業旅行2014
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